久々の更新になります。ちょっと入院したりしてました。色々雑記を羅列しただけなので、加筆修正するかもしれません。
経緯(初代TypePから新型Vaio Pへの交換)
初代TypePを持っていたのですが、 入院のタイミングで鉄の塊になってしまい、退院後落ち着いてから、ワイド保障を使い修理に出しました。
(*ソニーストアで買うとつけられる保証、3年間過失を含む故障の修理が何度でも無償になる。ソニーストアで約10万円分(1000STAR)の買い物をしている会員は無料でこの保障に入れるクーポンが定期的に貰える)
すると修理は難しいので、できれば新型のVaioP市販モデルと交換してほしい旨の案内がありました。
ちょっと悩んだのですが、初代Pはそこまでハイスペックにしていなかったのもあり、新型市販とスペック的には大して変わらない(Z540→530)上に、いろいろ機能追加や調整がされているのを考えると、交換したほうがいいという結論に達し、交換してもらうことにしました。
カラーとデザインの感想
交換できるカラーはピンク、オレンジだけでした。(残る市販モデルカラーはホワイトのみですけど。)
結局ピンクにしたのですが、画面オープン時の液晶フレームの黒とキーボードのピンクのコンストラストが気に入っています。高級感が減ったとの意見もありますが、気軽に持ち運べるガジェットとしてのデザインとしてはありじゃないでしょうか。確かにホームページで見比べていた時は気に入るか不安でしたが、実際に手に取ってみると新型のが気にいりました。部屋においておくと存在感があり、いいアクセントになっています。
ただ問題は、持ち運ぶときや、操作中裏から見られた時など、ピンクの部分だけを露出している状態のPと、私の対比がミスマッチで、男性には合い難いものとなっています。この点は公式の革カバーか何かつけようかなと思っています。 しかし新型のケース少ないっすね。あと以前のモデルより傷が付きにくくなってます。内側の黒い部分は指紋が目立ちやすいです。
使用感
Vistaから7に移行しているだけあって、初期状態での操作ストレスが減っています。VistaはMS非公開ベータパッチ当てたりと、いろいろとやりくりをしないと、フォルダ操作ですら待ち時間でストレスがあったのとは雲泥の差です。ブラウジングやファイル操作といった普通の使用ではストレスを感じなくなりました。新型Pは廃熱等の設計も見直されてクロックダウンしにくくなったのも影響しているのかもしれません。
動画もメディアプレイヤーとドライバが進化しており、HD画質のMP4動画はストレスなく見れると思います。
初代は快適に見るためにコーデックを当てたり等色々した記憶があります。
ただAtomはやはりマルチタスクに弱く、裏でウイルススキャンやバージョンアップ等がガリガリ動いていると固まったりします。デュアルコアのAtomが出荷されはじめたので、時期Pに期待です。
WEB動画ではYouTubeやニコニコ動画等も旧モデルよりある程度軽くなってます、FlashがGPU使用に対応し、GPUのドライバも良くなったので
ただブラウザで再生するときは、再生前に右クリック→画質「低」にし、動画が完全に読み終わるまで待つ、のをお勧めします。新型は読み込み中に再生すると負荷かアクセスが起因か再生にノイズが入る時があります。読み込み終わってしまえばノイズは発生しません。
ニコニコ動画はコメント無しでよければ、ダウンロード支援ツールでMP4を落として、メディアプレイヤーで再生ならぬるぬる動きます。
コメントアリで見たいけど、ブラウザじゃ重くて見れない動画に対して以前お勧めしていたソフト、nicoplayerは、対応コーデックとプレイヤーがメディアプレイヤーほどPに最適化されてない上にコメント描画があるので、メディアプレイヤーでの再生と比べると重くなります。
以前よりブラウザ再生との差が少ないので、使用頻度は初代Pよりは減ると思います。
ブラウザは画面の広さや軽さからchromeがいいと思います。(デスクトップはFireFoxですけど。)ベータ版ならタブを横に表示できるので、ワイド画面を生かしやすいです。
ポインティングデバイスのAlps Pointは出来が良くないのでアンインストールをお勧めします。アンインストールすると、謎の機能を持っていたセンタークリックがちゃんとマウスのホイールクリックに代わるので、使い勝手が向上します。
新型Pの新機能について
新機能の傾きセンサー、液晶明るさ調節センサーは個人的にはいらないです。
画面の縦横切り替えはホットキーで初代からできたので、必要な時はそちらで切り替えればいいし、センサー頼りだと寝ブラウジング等で意図しないときにころころ切り替わってしまいます。
明るさ調整は自分のほしい明るさとずれてることが多いです。
液晶両側にタッチパッドとクリックボタンが追加され、立ちながらの操作が可能になりました。この持ち方を気に入っているユーザーも多いようです。
ですが私の場合、立ちながら操作するなら、ストラップを通した左手の上にタイプPを載せて右手でスティックポインター操作のが操作しやすいです。新しい持ち方のが安定感は高いでしょうけど。
またタッチパッド等のある黒い部分は指紋が目立つので、この持ち方をすると指紋が目立ちます。
画面サイズを小さく切り替えてくれるボタンは便利ではありますが、液晶表示がぼやけてしまいます。(液晶の宿命ですね)
それよりはソフトの設定でフォントを大きくしたり、ブラウザの表示を大きくしたりしたほうが高解像度を生かせていいと思います。(今のブラウザは文字だけでなく画像やデザインも大きくしてくれますから問題は感じません)
バッテリーが大きくなって稼動時間が増えたのはかなりうれしいです。Bluetoothと無線LANをきればさらに持ちます。
キーボードは相変わらずこのサイズにしては打ち込み易いです。半角キーも旧モデルの謎の位置から標準キーボードの位置に変更されたので、さらに使い勝手が良くなりました。
Wimax標準搭載(市販モデル)も使う人にはうれしいですね。
ソニースタイルでできるカスタマイズについて
SSDの64GBと128GBの差は容量だけでなく、速度の差があるので、できれば128GB以上のが良いと思います。5000円しか変わりませんし。128GBと256GBも結構速度の差があるようです。ただ64GBの市販モデルの読み込みでそこまで不満を感じることはありませんでした。
CPUも最上位のZ560なら
チップセットが一段上のUS15Xになり、描画のもっさりが改善されます。動画等スペックを求めるならお勧めです。値段も大して変わりませんし。ただCPUは上位の物ほど発熱もあがる様なので、(標準モデルでも夏は熱いのにそれ以上になる)ブラウジング程度の用途なら逆に低クロックのCPUのがいいかもしれません。オプションで放熱優先にしてもいいかもしれません。