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2010/09/03

「Xmarks」でPC同士やiPhoneのブックマークとパスワードを、意識せずに自動的に同期する。

VaioPなどのノートパソコンを始め、複数のガジェットを持っていると、それらのブックマークの共有同期で悩むと思います。また色々なブラウザを使っている時も、ブラウザごとのブックマークの共有同期が大変です。そういった悩みが解決するソフトxmarksの紹介です。


Xmarksは各ブラウザ、各PC、iPhone、Android等のブックマークを同期するフリーソフトです。パスワードもオプションで同期することが出来ます。
また出先のパソコンからでも、Xmarksのホームページから自分のブックマークの閲覧が可能です。

仕組みはXmarksのサーバーに暗号化したブックマークを送り、定期的にブラウザのアドオンがサーバーを参照、送信することで、自動的に最新のブックマークに同期する仕組みです。
他人に見られることはありません。ブックマーク自体は各ブラウザの方式で保存されるので、普段どおりに扱えます。

一度設定してしまえば、意識せずに、普段のブラウザで今までどおりの手順でブックマークすると、ほかのPCやブラウザに自動的にブックマークを同期してくれます。

XmarksはIEやFireFox,Safari,iPhone,Chrome等の各ブラウザに対応しています。

使い方
  1. Xmarksのアカウントを取得します
    HPの右上の「Login」を押し、希望するユーザー名と、メールアドレス、パスワード(確認のため2回)を入力します。( Login to My Accountという画面が出てきてしまった場合は、右上のSign Up!を押してから上記手順を実行)
  2. Xmarksのページから各ブラウザにプラグインをインストールします。
    トップページの左上の各ブラウザのアイコンから、自分の使っているブラウザのアイコンをクリックすると、プラグインをインストールするページへ飛びます。インストール後、プラグインの設定画面で先ほど登録したアカウント情報(アカウント名、パスワード)を入れます。(注:IEはブラウザプラグインではなくウインドウズに常駐する同期ソフトがインストールされる。)
  3. オプションで色々追加設定も可能
    基本的になにもいじらなくてもいいのですが、パスワード等の同期
    や、同期の仕方(このブラウザのブックマークは他のPCに同期しない等)など細かい設定も可能です。
  4. 同期したいPC、ブラウザで2~3の手順を繰り替えします。
    2で設定したのと同じアカウント情報を入れてください。
  5. 後は自動でブックマークを同期してくれます。
    いつもどおりにブラウザを使ってください。自動で同期されます。

他にもブックマーク共有ソフトやサービスはありますが、意識せずに今まで通りにブラウザを使っているだけで同期ができているという点でXmarksは他よりも秀でていると思います。
ホームページこそ英語ですが、FireFox等では日本語で設定する事も可能です。英語もたいして難しくないので、ぜひ試してみてください。

リンク:Xmarks

2010/08/31

FlashをバージョンアップしてWEB動画を軽くする。+Pでの動画再生

少々情報は古いですが、Adobe Flash Player 10.1(10.1.53.64)がリリースされています。バグフィックスや、動画のGPU再生支援の強化などが行われていますので、インストールしましょう。

バージョンアップしても重い場合や動作が不安定な場合
アップデートでバージョンアップするとそういった不具合が起きることもあるようです。
その場合以下のページからアンインストーラーで一旦Flashを削除し、新規でインストールしなおしましょう。
http://www.adobe.com/jp/shockwave/download/alternates/

Chromeブラウザでバージョンアップされない場合

GoogleChromeはFlashコーデックを内臓していますが、内蔵FLASHが古いままのことがあります。(ChromePlusで確認、Pの動画再生は重いまま)
すでにFLASHをインストールしているなら、chromeフォルダ内のgcswf32.dllを削除で、インストール済みのFlashを参照するようになります。(またはFlashプラグインNPSWF32.dllをgcswf32.dllにリネームして上書き)

VaioPでの動画再生について
VAIO Pは内臓GPUが動画再生支援機能を搭載していますが、それを動かすドライバがきっちり最適化されていなかったり、動画のプレイヤーがGPUとの連携ができていなかったりと色々あり、再生支援がしっかり働いていませんでしたが、ドライバや、コーデック、ソフトの幾多のバージョンアップで、
現在ではユーザーは特に作業することなく、メディアプレイヤーでHD動画を再生できる様になりました。

しかしFlash動画は普通の動画再生と比べ、FLASH-WEBブラウザ-PCと色々なところと連携のやりとりをしなければならず、またFLASH側の開発の遅れもあり(つい最近まで動画再生にGPUを使っていなかった)、FLASH自体が重いので、PCに保存している動画の再生に比べると、まだまだ重たいのが現状ですが、今回のバージョンアップで多少改善しました。

VaioPのSDドライブをHDDとして認識させる。(windows7)

ブログの古い記事を削除しました。

VaioPにはSDカードスロットがあります。
SSDの容量の少ない人は、SDカードを増設HDD変わりとして扱いたいところですが、
OSではリムーバブルメディアとして認識してしまい、ソフトのインストールや使用に制約が出来てしまい、使い勝手が良くありません。

そこでドライバを変えることで、SDカードをHDDとして認識させる事が出来ます。

http://www.vatp.jp/index.php?Tips
やり方は以上のTipsに書いてありますが、Vista時代にかかれたものです。
windows7で動くか試したところ、動作確認がとれました。

2010/08/10

Vaio Pのグラフィックドライバを更新する。

Vaio Pに搭載されているGPU(グラフィックの描画を担うパーツ)、GMA500ですが、それをWindowsで動かすソフト(ドライバ)を更新すると、GPUのスコアが伸びたり、YouTubeやPCの動画が軽くなったりする事が何度かありましたので、新しいバージョンのドライバがでたら是非インストールしたいです。(不具合がなければ)

新型ドライバはインテルで公開されていますが、通常のインストール方法であるドライバ付属のセットアップではVaioPにインストールすることができないので、手順をまとめてみました。

まずインテルのドライバページからドライバをダウンロードします。
ZIP形式で圧縮されているので解凍ソフトで解凍してください。

 
次にスタートメニューのコンピューターを右クリックし、「プロパティ」を選んでください。
 
 左上の「デバイスマネージャー」をクリックし、Vaioの機器の一覧を出します。
*初期設定での場合(UACという機能が有効の時)、警告表示が出る可能性があります、その場合確認の上「続行」をクリックしてください。以後の手順でも出る可能性があります。

 
下の方にスクロールしてディスプレイアダプターの中の「Intel Graphics media ~」をダブルクリックします。

「ドライバー」タブから「ドライバーの更新」
をクリックします。

 下の「コンピューターを参照~」を選びます。

 次の画面も下の「コンピューター上のデバイス~」を選択します。

 この画面で「ディスク使用」を選び

 「参照」を押して
 解凍したフォルダの中の「LPCO」フォルダの中の「igdlh32.inf」を選択して「開く」を押します。
 
「次へ」を押してドライバのインストールをします。再起動を要求された場合は再起動します。

 ドライバのインストールが正常に完了すると、日付やバージョンが新しいものに変わっているはずです。

不具合が万一あった場合「ドライバーを元に戻す」で以前のドライバーに戻すことができます。

2010/08/09

念願の新型Vaio Pを手に入れたぞ!雑記

久々の更新になります。ちょっと入院したりしてました。色々雑記を羅列しただけなので、加筆修正するかもしれません。

経緯(初代TypePから新型Vaio Pへの交換)
初代TypePを持っていたのですが、 入院のタイミングで鉄の塊になってしまい、退院後落ち着いてから、ワイド保障を使い修理に出しました。(*ソニーストアで買うとつけられる保証、3年間過失を含む故障の修理が何度でも無償になる。ソニーストアで約10万円分(1000STAR)の買い物をしている会員は無料でこの保障に入れるクーポンが定期的に貰える)

すると修理は難しいので、できれば新型のVaioP市販モデルと交換してほしい旨の案内がありました。
ちょっと悩んだのですが、初代Pはそこまでハイスペックにしていなかったのもあり、新型市販とスペック的には大して変わらない(Z540→530)上に、いろいろ機能追加や調整がされているのを考えると、交換したほうがいいという結論に達し、交換してもらうことにしました。

カラーとデザインの感想
交換できるカラーはピンク、オレンジだけでした。(残る市販モデルカラーはホワイトのみですけど。)
結局ピンクにしたのですが、画面オープン時の液晶フレームの黒とキーボードのピンクのコンストラストが気に入っています。高級感が減ったとの意見もありますが、気軽に持ち運べるガジェットとしてのデザインとしてはありじゃないでしょうか。確かにホームページで見比べていた時は気に入るか不安でしたが、実際に手に取ってみると新型のが気にいりました。部屋においておくと存在感があり、いいアクセントになっています。

ただ問題は、持ち運ぶときや、操作中裏から見られた時など、ピンクの部分だけを露出している状態のPと、私の対比がミスマッチで、男性には合い難いものとなっています。この点は公式の革カバーか何かつけようかなと思っています。 しかし新型のケース少ないっすね。あと以前のモデルより傷が付きにくくなってます。内側の黒い部分は指紋が目立ちやすいです。

使用感
Vistaから7に移行しているだけあって、初期状態での操作ストレスが減っています。VistaはMS非公開ベータパッチ当てたりと、いろいろとやりくりをしないと、フォルダ操作ですら待ち時間でストレスがあったのとは雲泥の差です。ブラウジングやファイル操作といった普通の使用ではストレスを感じなくなりました。新型Pは廃熱等の設計も見直されてクロックダウンしにくくなったのも影響しているのかもしれません。

動画もメディアプレイヤーとドライバが進化しており、HD画質のMP4動画はストレスなく見れると思います。初代は快適に見るためにコーデックを当てたり等色々した記憶があります。
ただAtomはやはりマルチタスクに弱く、裏でウイルススキャンやバージョンアップ等がガリガリ動いていると固まったりします。デュアルコアのAtomが出荷されはじめたので、時期Pに期待です。

WEB動画ではYouTubeやニコニコ動画等も旧モデルよりある程度軽くなってます、FlashがGPU使用に対応し、GPUのドライバも良くなったので
ただブラウザで再生するときは、再生前に右クリック→画質「低」にし、動画が完全に読み終わるまで待つ、のをお勧めします。新型は読み込み中に再生すると負荷かアクセスが起因か再生にノイズが入る時があります。読み込み終わってしまえばノイズは発生しません。
ニコニコ動画はコメント無しでよければ、ダウンロード支援ツールでMP4を落として、メディアプレイヤーで再生ならぬるぬる動きます。
 コメントアリで見たいけど、ブラウザじゃ重くて見れない動画に対して以前お勧めしていたソフト、nicoplayerは、対応コーデックとプレイヤーがメディアプレイヤーほどPに最適化されてない上にコメント描画があるので、メディアプレイヤーでの再生と比べると重くなります。
以前よりブラウザ再生との差が少ないので、使用頻度は初代Pよりは減ると思います。

ブラウザは画面の広さや軽さからchromeがいいと思います。(デスクトップはFireFoxですけど。)ベータ版ならタブを横に表示できるので、ワイド画面を生かしやすいです。

ポインティングデバイスのAlps Pointは出来が良くないのでアンインストールをお勧めします。アンインストールすると、謎の機能を持っていたセンタークリックがちゃんとマウスのホイールクリックに代わるので、使い勝手が向上します。

新型Pの新機能について
 新機能の傾きセンサー、液晶明るさ調節センサーは個人的にはいらないです。
画面の縦横切り替えはホットキーで初代からできたので、必要な時はそちらで切り替えればいいし、センサー頼りだと寝ブラウジング等で意図しないときにころころ切り替わってしまいます。
明るさ調整は自分のほしい明るさとずれてることが多いです。

液晶両側にタッチパッドとクリックボタンが追加され、立ちながらの操作が可能になりました。この持ち方を気に入っているユーザーも多いようです。
ですが私の場合、立ちながら操作するなら、ストラップを通した左手の上にタイプPを載せて右手でスティックポインター操作のが操作しやすいです。新しい持ち方のが安定感は高いでしょうけど。
またタッチパッド等のある黒い部分は指紋が目立つので、この持ち方をすると指紋が目立ちます。

画面サイズを小さく切り替えてくれるボタンは便利ではありますが、液晶表示がぼやけてしまいます。(液晶の宿命ですね)
それよりはソフトの設定でフォントを大きくしたり、ブラウザの表示を大きくしたりしたほうが高解像度を生かせていいと思います。(今のブラウザは文字だけでなく画像やデザインも大きくしてくれますから問題は感じません)

バッテリーが大きくなって稼動時間が増えたのはかなりうれしいです。Bluetoothと無線LANをきればさらに持ちます。

キーボードは相変わらずこのサイズにしては打ち込み易いです。半角キーも旧モデルの謎の位置から標準キーボードの位置に変更されたので、さらに使い勝手が良くなりました。

Wimax標準搭載(市販モデル)も使う人にはうれしいですね。


ソニースタイルでできるカスタマイズについて
SSDの64GBと128GBの差は容量だけでなく、速度の差があるので、できれば128GB以上のが良いと思います。5000円しか変わりませんし。128GBと256GBも結構速度の差があるようです。ただ64GBの市販モデルの読み込みでそこまで不満を感じることはありませんでした。
CPUも最上位のZ560ならチップセットが一段上のUS15Xになり、描画のもっさりが改善されます。動画等スペックを求めるならお勧めです。値段も大して変わりませんし。ただCPUは上位の物ほど発熱もあがる様なので、(標準モデルでも夏は熱いのにそれ以上になる)ブラウジング程度の用途なら逆に低クロックのCPUのがいいかもしれません。オプションで放熱優先にしてもいいかもしれません。